心がけているのは、「周辺環境と溶けあう家づくり」。 太陽の動きや風の流れをつかみ、草花が茂る地面と触れ合い、 地熱や雨水を利用して、屋根や壁は緑で覆う。 まるで大地にぎゅっと根を張った木のような家を。 開けたり、閉めたり。脱いだり、着たり。 風を通し、光を取り込み、日なたと日かげをつくること。 日々の暮らしでの少しの努力と設計の工夫、 そして自然環境に寄り添おうとする心の在り方が鍵だと思います。