2009/4/11 2013.06.02 / カテゴリ:アーカイブス

3月の下旬からさくら漬けだった。

まずは、早い開花というニュースを信じたが、つぼみも堅く空振り。
店のまわりの戸笠池、螺貝池、相生山緑地内の徳林寺花まつり、
そして、先日仲間入りした三河黒七輪の火入れを兼ねての夜桜。
街のあちこちが薄ピンク色に染まる季節。芽吹きの季節。

散り始めると少々感傷的になり、
花びらが雪のように舞えば、若干の狂おしさを感じてしまう。
まるで祭りの後のようなさみしさも。

以前、かなり年齢を重ねた人が言っていた。
「あと、何回桜を見られるのかな。」
当時の若い自分には、これは衝撃だった。
以来、桜を見るたび、
生まれてきて死んでいく人の一生を噛みしめてしまう。


2009/4/2 2013.06.02 / カテゴリ:アーカイブス

三河黒七輪をつくっている碧南市の杉松製陶さんにお邪魔した。
外側は三河土黒瓦、内側は珪藻土の二重構造になっており、
ずっしりと重く、丈夫で保温性がすぐれているそうだ。
引戸構造の空気口の仕事もすばらしい。

三州瓦が有名な地方だが、こういう風に使われているなんて。

子供の頃から、外でごはんを食べることが好きだった。
物置から木端を持ちだしてきて、空き缶で作った鍋(?)で、
インスタントラーメンを作って食べるだけでも楽しかった。

炭で焼くとどうしてあんなにおいしくなるのか?
外で食べるとどうしてあんなにおいしく感じるのか?

便利に慣れてしまった今では、日常的に使うには無理があるのか?
ヒトはこれまで火を使いこなしてきたけど、もう過去の話か?
…などと難しい話は置いといて、まずは干物を焼こう。


2009/3/31 2013.06.02 / カテゴリ:アーカイブス

株式会社杉生さん企画の「山の見学会」に参加してきた。

木は二酸化炭素を吸収して酸素を吐き出すので、
温暖化対策に有効だといわれているが、
実際には60~80年経つとほとんど成長は止まり、
二酸化炭素も吸収しなくなるそうだ。
その頃合いを見計らって順に木が切り出されていけば、
山にはいい循環が生まれるとのことだ。

あくまでこれは理想。山の現状は思っていたより大変だった。
家の柱や梁や家具材としてだけでなく、
もっと継続的に人々の生活の中を地元の木々が巡って、
お金も川下から川上に順に巡っていく仕組みってないものか?

考えてもすぐに浮かばないので、まずは、
地元の杉や桧の素晴らしさをみなさんに伝える努力をしなくちゃ。
杉生の皆さん、有意義な時間をありがとう。


2009/3/15 2013.06.02 / カテゴリ:アーカイブス

自分が育った田舎では、
「○○さんのとこの子」と呼ばれることが多かった。

この場合の○○には、名字ではなく、
「たけしさん」や「わたるさん」など名前が当てはまった。
クラスを見渡せば、「八百屋の子」や「自転車屋の子」など
たくさんの「□□の子」がいて、自分自身も「お寺の子」だった。

お店や家々は、町に向って開かれていた。
学校の行き来など、店頭や垣根越しに声をかけられ、
あいさつができないとよく叱られたものだ。
いろんな人が町にいて、畑にいて、道にいて、庭にいた。
あちこちに目があるのは、うっとおしくもあり、安心もできた。

外に出よう、街に開こう。そして、家で働こう、商売しよう。
そんなプロジェクトを始めよう。


2009/2/3 2013.06.02 / カテゴリ:アーカイブス

長年だましだまし使ってきたデジカメがついに壊れた。
そして、新しく一眼レフデジカメが仲間入りした。
子供の頃、親父がカメラを買い替える時、一眼レフをせがんだ。
もちろん叶わぬ夢だった。それから実に30年越し。

いろんなレンズがあり、それぞれ特性が違うらしい。
いろんなボタンやダイヤルがあり、それぞれ機能が違うらしい。
まったくの初心者である。
携帯電話を変えた時も、しばらく使いこなせない体質。

プロ級の塗装屋さんに話すと、とにかくいつも身近に置いて、
いろいろ試しながら撮り続けることが大切とのこと。
というわけで、カメラ用のカバンを探すことになった。


2008/11/4 2013.06.02 / カテゴリ:アーカイブス

こんぺいとう星あらわる!
まるでそんな雰囲気の、木でできた行燈(あんどん)。

日頃、日本一の腕利きを競い合う建具屋さんの手づくりの作。
同じ仕事をしている職人さんが、思わず唸っている。
・・・美しく納まっている。

どう計算したのかさっぱりわからない。
そして、これまたひとつひとつ性格の違う木で組んでいる。
おそらく、木の癖まで読んでいる。
山で生まれて育った木が、また生まれ変わったのだ。

工作機械や生産ラインではなく、人の手がつくり出すものには、
なぜか「生命」を感じてしまうのだ。


2008/8/29 2013.06.02 / カテゴリ:アーカイブス

暑い最中、岐阜の山にキャンプに出かけた。
他のキャンパーはいなくて、とてもリラックスできた。

谷川で冷やしたすいかで「すいか割り」をした。
母親が畑作していたおかげで、
子供の頃から、すいかはおやつのようなものだった。
大きなすいかを二つ割りにして、
スプーンですくって平らげていたものだ。

最近では、久しぶりのすいか。
誰かが言いだして、種飛ばし競争が始まった。
大の大人が、子供に負けじと飛ばす、飛ばす。
「まだまだだな。こうやるんだ」と得意げに。
すいかでは負けたくないんだな。なんとなく・・・。


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