奥三河の山へ年越しキャンプに出掛けた。
大晦日からどんどん冷え込みが厳しくなり、 そして、年越しは雪。 炭の火を囲んで、みんなで年越しそばをすすった。 抑えた音楽に包まれた静かな夜だった。
火はいいなと思う。 いろいろなことを思い出させてくれて、 いろいろなことを忘れさせてくれる。
静かな火だけではなくて、獰猛な火だってあるから、 安心してはいられない。
でも火を扱っていると、 縄文や弥生の記憶がよびさまされてくるようで、 少しだけ心の奥のほうが暖かくなるのは気のせいか。