最近水がきれいなところに縁がある。
山奥や海の近くだが人口密度の低いところなど。
水底の石までとにかくよく見える。
流れが緩やかなところで見える岩魚は、
まるで宙に浮いているようだ(実際、浮いているんだけど・・・)。
こんなきれいな水を見ていると、
どろどろの血液や、腹の中に渦巻く黒いものや、
頭の中の深い霧のようなもやもやが、
すっきりと洗い流されていく感じ。
大地に降る雨は大いなる濾過器を通過して、
川の流れとなり、やがては大海原に広がっていく。
その循環に育まれていることを実感しにくい日々の中の
貴重な一日。
