2009/4/11 2013.06.02 / カテゴリ:アーカイブス

3月の下旬からさくら漬けだった。

まずは、早い開花というニュースを信じたが、つぼみも堅く空振り。
店のまわりの戸笠池、螺貝池、相生山緑地内の徳林寺花まつり、
そして、先日仲間入りした三河黒七輪の火入れを兼ねての夜桜。
街のあちこちが薄ピンク色に染まる季節。芽吹きの季節。

散り始めると少々感傷的になり、
花びらが雪のように舞えば、若干の狂おしさを感じてしまう。
まるで祭りの後のようなさみしさも。

以前、かなり年齢を重ねた人が言っていた。
「あと、何回桜を見られるのかな。」
当時の若い自分には、これは衝撃だった。
以来、桜を見るたび、
生まれてきて死んでいく人の一生を噛みしめてしまう。