こんぺいとう星あらわる! まるでそんな雰囲気の、木でできた行燈(あんどん)。
日頃、日本一の腕利きを競い合う建具屋さんの手づくりの作。 同じ仕事をしている職人さんが、思わず唸っている。 ・・・美しく納まっている。
どう計算したのかさっぱりわからない。 そして、これまたひとつひとつ性格の違う木で組んでいる。 おそらく、木の癖まで読んでいる。 山で生まれて育った木が、また生まれ変わったのだ。
工作機械や生産ラインではなく、人の手がつくり出すものには、 なぜか「生命」を感じてしまうのだ。